2024年度論文募集要項
1.応募資格
BIPROGY研究会会員企業の方であれば、どなたでもご応募いただけます。共同執筆者についても同様です。会員企業以外の方がご応募される場合は、BIPROGY研究会への入会手続きをお願いします。
2.論文テーマ、取り組み
2.1 ビジネスに関するあらゆる分野のテーマ
- 業務を通じて経験した情報システム事例(構築、改善・IT活用、システム運用、最新テクノロジーなどに対する考察)
- 新たなDXの取組みや提言、ITを活用したビジネスモデルの検証
- 今後の情報システムのあり方(グリーンIT、クラウド連携など)
- その他「SDGs」、「ダイバーシティ&インクルージョン」、「内部統制」、「人材育成」などDX推進、IT部門やIT分野に影響を及ぼす事項すべて
2.2 研究活動の研究成果を発展させた論文
- 研究活動の研究成果をもとに、新たなアイデアや提言/主張/考察を盛り込んだ論文
2.3 共同執筆のすすめ
- 1人での応募をためらわれている方にお勧めです。
※共同執筆のメリット
- 論文設計、章立てを決めて執筆を分担できる。
- 締切マイルストーンをお互いに設定できる。
- お互いに文章の添削・評価・分析ができる。
■ご参考
3.論文区分、応募方法
3.1 論文区分
執筆原稿量により<一般論文>と<小論文>に分かれます。
一般論文 | 論文要約:500~600字以内 本論文:7,000~16,000字以内 図表:10個程度 |
---|---|
小論文 | 論文要約:250~300字以内 本論文:4,500~7,000字以内 図表:5個程度 |
論文応募登録後に、一般論文から小論文へ、または小論文から一般論文へ変更することもできます。一般論文、小論文ともに、本論文の文字数が規定に満たないもの、または超えるものは減点の対象とします。詳細は、「論文執筆要領」でご確認ください。
3.2 応募方法
論文募集は、2024年7月1日(月)より開始します。
論文応募には、論文応募登録票の送付が必須です。
3.2.1 論文応募登録票締切
「論文応募登録票」をダウンロードし、必要事項を記入後、期限までにe-mailでbiprogy-ken@ml.biprogy.comまでお送りください。
論文応募登録票の提出締切: 2024年10月31日(木)16:00厳守
◆ キャンペーン ◆
2024年度は、論文チャレンジ、早得エントリー、ステップアップ、執筆者応援への感謝の4キャンペーンを実施します。
3.2.2 論文提出締切
「論文執筆要領」と「論文雛形」をダウンロードし、それらを参考に執筆してください。
執筆した論文は、期限までにe-mailでbiprogy-ken@ml.biprogy.comまでお送りください。
論文の提出期限: 2024年11月29日(金)16:00厳守
4.審査基準
論文審査委員会にて、次の3つの観点から審査します。
4.1 独創性/進取性
主張や考察・発想が斬新で、その技術・手法等が独創性に富み、かつ常識や習慣に捉われず、改革や革新を促進しているか。
4.1.1 具体的な視点
- 常識・習慣・慣例を打破し、改革や革新を促進する内容であるか
- 独自の考え方で成り立っているか
- 新たな発想や技術・手法が取り入れられているか
- システム構築・導入事例の役割・課題・要件、設計・開発時の考慮事項、構築・導入結果などに対する評価や考察があるか
- 単なる思い付きやアイデアではなく現実的な発想や技術・手法か
- 発想や技術・手法について事例等に基づき体系的に述べられているか
- 提案事項について、他の案との比較や移行過程に関する記述があるか 等々
4.2 適用性/有効性
より多くの会員に取り入れられやすく、また企業経営と社会へ、品質・生産性の向上、標準化の促進、人材育成等に関して有効な影響を与えられるか。
4.2.1 具体的な視点
- 他の会員企業にも適用できるか(適用範囲の広さ)
- 広い範囲に影響を与えられるか、または期待できるか(影響範囲の広さ)
- 適用することで効果があるか、または期待できるか(効果の高さ)
- 自社のシステム構築・導入事例について、他の会員企業や他分野で適用する際の考慮事項に関する記述があるか
- 単なる思い付きやアイデアではなく現実的な効果や有効性が認められる
- 効果や有効性について実証データに基づき体系的に述べられているか(効果や有効性が定量的な裏付けを持って論証されているか、定性的な論証に留まっていないか)
- 提案事項について、他の案との効果比較や移行措置を含めた費用対効果に関する記述があるか 等々
4.3 構成力/表現力
構成が整い、その論旨が明確で読みやすく、論理展開が良く理解しやすいか。(規定文字数、図表の使い方や図表数の適否なども評価対象になる。)
4.3.1 具体的な視点
- 明確な主張や考察があるか(事実だけを述べた単なる報告書になっていないか)
- 論旨は明確か(何が言いたいのか分かる論文になっているか)
- 論文の表題(タイトル)を見れば何を論じた文章であるかが分かるかようになっているか
- 要約を読めば、論文の目的(課題)、結論、本文の論理展開の概要が、予め分かるようになっているか
- 論理の展開は適切か
✓ 論理に矛盾はないか
✓ 論理に飛躍はないか
✓ 章立/段落の構成は適切か(論理展開とマッチしているか)
✓ 目次を見れば論理展開が分かるようになっているか - 自社以外、専門分野以外の人が論文の読者層であることを想定した内容・表現になっているか(読者層を考慮した脚注/注釈/参考文献となっているか)
- 文字数は制限範囲内か
- 正しく読みやすい文章で記述されているか
✓ 主語と述語、文頭と文末の対応が取れているか
✓ 文体は統一されているか(「である調」が原則)
✓ 誤字脱字、語句の誤用はないか - 図表数、図表の使い方は適切か
- 専門用語や略語には過不足なく注釈がつけられているか
- 他の文献からの引用部分は明示されているか 等々
5.表彰
5.1 賞と賞金
一般論文 | 小論文 | ||
---|---|---|---|
特 選 | 50万円 | 優良 | 10万円 |
一 席 | 25万円 | 入選 | 5万円 |
二 席 | 20万円 | ||
優 秀 | 15万円 | ||
佳 作 | 10万円 |
5.2 表彰楯
入賞論文に対し、BIPROGY研究会会長名による表彰盾を授与します。
6.ご応募にあたっての注意事項
- 執筆者は、1論文あたり1名を原則とし、共同執筆の場合は3名を限度とします。
- 共同執筆者もBIPROGY研究会会員であることとします。
- 論文は未発表であることを条件とします。
※ 既発表論文の応募および他の団体との二重投稿は認めません。
※ 但し、企業内での既発表論文については応募を認めます。
※ 発表済み、提出済みの論文に著しく似ている論文については審査対象外、或いは入賞取消しとなる場合があります。 - 論文応募登録票および応募された論文は、執筆者の所属する企業の承認を受けたものとします。
- 論文応募登録票締め切り後の、「小論文から一般論文への区分変更」、「一般論文から小論文への区分変更」を認めます。
- 論文応募登録票締め切り後の、「単独執筆から共同執筆への変更」、「共同執筆から単独執筆への変更」を認めます。
- 提出期限を過ぎた論文は減点の対象とします。
- 応募論文の著作権は執筆者に帰属するものとします。但し、執筆者は、BIPROGY研究会が情報発信する機関誌やWebサイトにおいて、執筆者の論文の掲載・配布に関する権利をBIPROGY研究会に無償で許諾するものとします。
- 生成AIを利用した文章・画像等は、他者の著作権を侵害する場合があります。利用者は、関わる権利について責任をもって確認してください。
※ 生成AIが生成した内容をそのままあるいは多少の改変により論文に利用したことが判明した場合は、審査対象外、或いは入賞取消しとなる場合があります。 - 入賞論文は、BIPROGY研究会Webサイトの会員専用ページ内の「知財」において、pdf形式で公開します。
- 論文審査委員会にて優秀と認められた執筆者には、ご承諾をいただいたのち優秀論文表彰式でのご講演をお願いする場合がございます。(2025年3月7日)
- 論文審査委員会にて優秀と認められた執筆者には、全国カンファレンスの論文セッションにてご講演をいただきます。(2025年6月上旬 東京)
- 論文審査委員会にて広くIT社会で共有再利用されることが望ましいと認められた論文について、執筆者が承諾した場合、一般社団法人 情報処理学会の学会誌デジタルプラクティスコーナーに採録されます。
- 論文審査委員会にて特に優秀と認められた論文については、BIPROGY研究会の最高栄誉賞「エッカート賞」候補として推薦されます。
7. その他
- 論文応募登録者や論文執筆を予定している方に「論文執筆キット」をご案内予定です。
【論文執筆キットの内容】
① 過去の論文セミナー、チャレンジセミナー動画
② 過去の論文セミナー、チャレンジセミナー資料
③ 過去の会報誌「Collaboration」記事
④ セルフチェックシート 等
9.資料
応募される方は、必ず、以下の1から6の資料をご確認ください。
※ 1から6の資料はこちらから、一括ダウンロードしてください。
※最新のAdobe Readerをお持ちでない方は、こちらからダウンロードしてください。
- 2024年度論文応募登録票 (上の一括ダウンロードに含まれています)
- 2024年度論文募集要項
- 2024年度論文執筆要領
- 2024年度論文雛形 (上の一括ダウンロードに含まれています)
- セルフチェックシート
- (ご参考)過去の入賞論文タイトル(2023-2010年)